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晩秋

村のあちこちで柿の黄色がオレンジになってきた。

65番目の秋だ。

「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」と子供の頃そらんじた句が、この時期になると必ず浮かんでくる。

今、柿を食う人は少ない。いずれ熟して野鳥の食い物となる。

若い時は断然春の方が好きだった。
いつの頃からか秋の方がピタリとくるようになって来た。
年を経ったせいだろう。

人生折り返し時点をいつのまにか過ぎ、長い長い下りに入っている気がする。

振り返ってみれば後悔することの多いこれまでだった。時々夢の中でとうに忘れていた昔の事がなんの脈絡もなく蘇ることがある。

あの時にもう一度還る事が出来ればもっと違った人生になっていたろうなと、布団の中で思う。

こんな都都逸がある。「後悔を先に立たせて後からみれば杖をついたりころんだり」

だからこそ今日を悔いの無いよう生きていきたい。


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29年産米の総括

今年の新潟県の作況指数は「93」と発表されました。仲間の農家の話を総合すると現場では「もっと悪い」というのが現状のようです。昨年からみると15~20%ダウンしている計算です。

当農場では食物残さから作ったリサイクルアミノ酸肥料栽培を始めて4年今まで一番良い出来でした。コシヒカリで平均反収630kg。廻りの田んぼの稲と姿がまるで違いました。

天候不順であってもしっかりと田んぼに根を張り、太く丈夫な茎で、太陽の光を取り込む為、扇のように開帳し、幅広で肉厚な葉っぱを拡げ、活発に光合成を行い大粒の籾を作りました。

新米の味香りもすこぶる良く昨年以上の食味となりました。
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中秋の名月に思う

おとついが中秋の名月だったんだな。
目の前の雑事に追われて観ることができなかった。

年をとったらあくせくしないで生きていこうと思うがなかなかそうはいかない。
昨日やっと歯医者に行った。

そういえばずいぶんと寒くなった。
こんな季節の変わり目になると「不意に」飲みに行きたくなる。

忙しい日常からパッと逃げ出して焼き鳥やのオヤジの手技をボンヤリと眺めながら先ずは冷えたビールで喉を潤す。

表面がかりっと焼けた砂肝に無心でかぶりつく。肉汁がブシュッーと飛び出る。砂肝はこうでなくっちゃ!

ビールが3分の1位になったところで飛び切り澗を頼む。

次は肉味噌だ。これも硬めの肉がいい。辛めの味噌が酒を呼ぶ。

1合2合と酒が進む。

「もう少し飲みたいな」というタイミングで勘定を済ます。

引き戸をガラッとあけて暖簾を払う。外の冷気にぶるっとしながら振り返って見上げればそこには叢雲に隠れた中秋の名月が....

今日あたりぶらっと行こうかな。

新米出荷

新米ってやっぱり「うまいな」と思う。

自分で作っているから言う訳ではありません。
炊いた時の湯気と香り、口に入れて噛んだ時の甘味とうま味。

「おかずのいらないコシヒカリ」というキャッチコピーに正直ドキドキ感がありました。
でも2年、3年と栽培と販売を続けるうちに今は自信となってきました。



今年のブランドは写真の「新潟県認証特別栽培米 つばめ返し」と「ミネラル栽培米 おかわり君」です。他に「おっ母さん」の3つです。

試食用サンプルは50件ほど販売店様に出しました。食べたバイヤーからは「取り扱う」という返事をもらっています。今のところ20件位決まっています。

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燕と三条の違い

「ひとくちに燕三条背脂ラーメンと言うけど、味は随分と違う」という事に今日いこい食堂で気づきました。

燕は甘く、三条は塩辛いと言う事です。

燕でよく行くのは大むら本・支店、まつや本・支店。三条では中華亭、いこい食堂です。

燕はスープが甘め、三条はしおっぱい。

これは市民性の違いがそのまま出ていると思うのは私だけでしょうか。


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初すき焼き(豚)


テレビ居酒屋でガマン

勤め人をやめてしばらく経つが淋しいことがいくつかある。
仕事を終えてふっと思い立ち飲みに行くことがなくなった。赤ちょうちんか手垢で汚れたのれんが訳もなく恋しくなるのだ。財布の中にある金額を確かめこれからのコースを決める。本寺小路の場合駐車料金に代行代4000円なにがしが必要経費として上乗せされる。都会に住む人に比べハンデとなるのは致し方ない。私はどちらかというと仲間と行くよりも「独りで飲む派」だ。仕事仲間と行けば愚痴になり、上司と行けば説教を聞かされ部下と行けばこちらが説教するほうになる。そんなことより独りで静かに飲む方が好きだ。
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懐に余裕があれば焼き鳥やを出て次の河岸に向かう。あのハシゴをするときの気持ちはなんともいえない。

こういった楽しみができなくなったことだ。もっぱら家飲み派に成り下がってしまった。しまったが、これはこれでまた良いことがある。家計にやさしいこと、深酒をしないこと、切り上がりが早いので時間にゆとりを持てることだ。
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なので月曜の「酒場放浪記」火曜の「いい酒いい肴」は私には欠かせない番組となっている。

稲刈り始まる

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稲刈りが始まりました。8月の低温と日照不足で登熟が2~3日遅れています。
9月1日に早生のゆきん子舞を刈りました。
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真っ青な青空に白い雲が浮かんでおり、昨日までの低温注意報が嘘のようです。
絶好の稲刈り日和で、爽やかな風が吹いていました。
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何年振りに飛行機雲を見ました。
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まずまずの収穫です。
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朱鷺が400羽!そんなにいるの!でも新潟はやっぱり鶴でしょう!

今日のニュースで朱鷺が400何羽いると言っていました。随分と増えたんですね。国は随分と予算をつぎ込んだんでしょうね。あの朱鷺色の舞う姿をこの辺でも見れるのでしょうか。是非見てみたいです。

でも新潟はやっぱり「鶴」でしょう。
日本酒では新潟においしい鶴となのつくお酒があります。
越の鶴、金鶴、鶴の友、雪鶴、鶴齢、越後鶴亀、真野鶴、それにこの〆張鶴。
他にまだるかも知れません。

今宵は〆張鶴山田錦の純米吟醸。


いつのまにか百日紅が咲いていました。

「ヤレヤレ」
たいした被害もなく台風5号は温暖低気圧にかわったようです。
予想進路図からは新潟県直撃ということでどうなるんだと心配しましたが、ふーっと安堵しました。
それにしても米作りは天候に左右される商売です。



ふと見ると庭の百日紅がいつのまにかピンクの花をつけていました。
もうお盆なんですね。

お盆には初孫が帰ってきます。
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気がつけばお盆なんですね。

台風5号が新潟県を直撃。今のところ大した雨は降っていないが今夜通過するようです。

仕入先のMフーズへ電話入れたらお盆休みの確認。対応できるように注文を入れてくださいねとのことでした。
そうか、娑婆はお盆休みなんですね。

燕の産業カレンダーは11日から16日までお盆休み。
大企業はいいよね。ちゃんとやすみがとれて。

私の様な零細企業は正月もお盆もありません。ネットから容赦なく(ありがたいことです)注文が入ってきます。

初馬追い

夜になって暑さが和らいだ頃、「馬追い」がスイ~チョン、スイ~チョンと鳴き始めました。
田舎に住む者の楽しみは蛙の初鳴き、燕の初飛来、蝙蝠が飛んだ日、蝉の鳴きはじめた日等色々あります。
お盆近くになると待ち遠しいのは、馬追いともう少し後のツクツクホ―シです。

ここ4~5年注意していますが、馬追いは8月1~5日位にだいたい鳴きはじめているようです。
蒸し暑い夜に澄んだ大きな声でスイ~チョン、スイ~チョンと鳴く声はなんともいえずに涼しく感じます。

馬追いを聞きながら飲む冷えた壱壌が殊の他うまいと感じます。

味の決め手は海藻と鰹。料理の話ではありませんコシヒカリです。

私はサラリーマン時代、、無添加食品や有機野菜を扱う部門で一時働いていました。その時つくづく実感したのは「食品は美味しくなければ絶対に売れない」という事でした。

お客様は知識が豊富なな方が多く、原料・製造工程や添加物に興味があり、こんな商品を作ってくれ、探してくれとの声を多く頂きました。

しかし食品は、薬やサプリメントではないので美味しくなければ継続して買って頂くことはありませんでした。

お客様の家計状態も様々で例えばお米にしても、高くても完全無農薬・無肥料を購入される方、そこそこ高くても低農薬で生産者の顔が見えれば良いと言う方、地元JAの米であれば安心と言われる方と客層も何段階にも分かれています。但しお米ですから毎日食べます。美味しくなければ、どのお客さまも継続して買われることはありません。

お米のおいしさの条件は「甘味とうま味」にあると思っています。甘味とうま味は違います。甘味は糖度で表され、うま味はアミノ酸やグルタミン酸等によって生じる重層的な味だと思います。

コシヒカリ農場阿部文吉のコシヒカリは、この甘味とうま味を増す事を第一に考えています。栽培方法は無農薬・無化学ではありません。減減50栽培の中で徹底的においしさを追求しています。

今年は海藻と鰹のうま味を凝縮したエキスを田んぼに入れ、アミノ酸とミネラル分がたっぷりの田んぼで稲を育てています。。
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麦茶の不満

麦茶は良く飲みます。1日4リットルですからこのボトル2つ作ります。色は早く出るのですが、肝心要の味と香り、風味がありません。昔の様な煮出し麦茶の味が懐かしいです。もっとおいしい麦茶があったら教えてください。⇒私が麦茶メーカーならプレミアムビールの様な水だし麦茶を開発するがな~。

稲の生育状況は葉っぱの色で判断します。

稲の生育状態及び栄養状態をこのスパッド計で計ります。
これは早生のゆきん子舞を計っています。

ゆきんこ舞はもともと葉の色が薄い品種です。
これ「34.4」という値です。
2回目の穂肥えを撒く前に計りました。
だいたいいい数値なので予定通り入れました。

この器械「コニカミノルタ製」です。昔ミノルタの一眼レフカメラを使っていました。いつだったかカメラから撤退して確かコピー機を作っていたように思います。
ミノルタという文字を見なくなり淋しく思っていましたが、こんなところでお目にかかり懐かしさを感じました。

この業界では独占しているのでしょうか。他のメーカーのものは見当たらないようです。
その為価格は15万くらいだったように思います。

あっもちろん私が買える訳がありません。
小池の農家組合が共同で勝ったモノです。

Appendix

プロフィール

あぶさん

Author:あぶさん
【年齢】
恥ずかしながら65歳(h29年現在)
【好きなもの】
農作業(田んぼの風に吹かれているのがたまらなく好き)
新潟の日本酒(ほぼ毎日飲ってます)
新潟のラーメン(背脂・みそを特に好みます)
昔のフォーク(渡・良・寛・ともや)
昔のプロレス(猪木・馬場・天龍・長州)
昔の落語(園生・米朝・小さん)
時代小説(正太郎・周平・弓枝)
大衆酒場・大衆割烹なんてところが好きです。
       
      
   
       

Webサイト  >>>

おかずのいらないコシヒカリ
新潟は食の宝庫 あぶさん

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